転職の始め方

履歴書、職務経歴書の書き方について

転職活動をする際に、用意が必要になってくるのが「履歴書」と「職務経歴書」ですね。

転職サイトへ登録する場合も簡易的なものだとしても近しいものが必要になります。

 

僕の個人的なオススメとしては、

「転職するかしないかに関わらず、「履歴書」と「職務経歴書」は作成しておき、1年に1回はアップデートすることです」

 

就職後、転職を考えたことが無いので、職務経歴書は作ったことが無い、という方もいるかもしれません。

履歴書は一度作ってしまえば、1年で変更する必要はないと思いますが、「職務経歴書」の更新は以下の理由から有効だと捉えています。

 

【職務経歴書を1年に1回更新するメリット】

・キャリアの棚卸しができる

・自分で目標管理、1年間の達成状況の確認を行い、キャリアのPDCAを回せる

・社内における評価という観点だけでなく市場で評価される実績を意識できる

 

大袈裟な表現ですが、いつ何が起きるかわからない時代においてリスク管理は大切です。

 

履歴書や職務経歴書の具体的なフォーマットや記載のテクニックなどは、専門家の方のご意見から学ぶのが適切だと思いますので、僕からは企業側の採用担当者として中途採用面談をしてきた中での気づきをシェアさせていただきます。

 

【採用面談の経験からの気づき】

 

・履歴書について

 

細かい話なのですが、写真は結構重要だと思いました。

スマホのセルフィ?と感じるものや、ラフな私服のものは相手によって面談の前に損をしてしまうケースがあると思います。

会社によって写真必須のところもあると思いますが、ラフなもので提出するのであれば、写真欄が無いフォーマットを選択した方が良いかもしれません。

 

カジュアルを容認する会社であれば、当日の面談の服装については気にならなくても、公的な書類の写真としては気になる…という理由でお見送りという判断もありました。

 

・職務経歴書について

 

応募側としては、過去の経歴でアピールできるものはできる限り盛り込みたい、という思いがありますが、情報過多は逆効果な場合があります。

 

面談のことも考慮して、

 

「冒頭にサマリーを用意するのが効果的かと思います」

 

人事担当者はまだしも、部門長や役員は詳細まで目を通す時間を持てない状態で面談の時間を迎える場合もあると思います。

 

多忙を極め、事前に確認時間が取れない役員は面談の場で書類を見ながら、話を聴きながら対応している可能性もあります。

 

完成度の高い文章だとしても長文を続けた場合、キーワードを拾うことが難しいため、サマリーを箇条書きにして、ポイントを絞って記載。もちろん詳細も後半に付けておきますが、サマリーだけでも面談が成立するとスムーズですね。

 

ポイントのみのサマリーですと全てを記載していないことから、質問も生まれやすいかと思います。

社会人経験年数にもよると思いますが、少なすぎるのも多すぎるのも避けて、適量にした方が良いですね。

 

面談・面接については下記の記事にまとめておりますので、よろしければ併せてご覧になっていただければと思います。

>> 面談・面接の心得、準備について

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