転職のやり方は様々です。今回の記事では「おすすめの転職サイト」について深掘りした気づきをシェアさせていただければと考えております。
転職手法のまとめを先に確認したい方は下記の記事をチェックしてみていただけたらと思います。
【転職サイトとは】
転職サイトは複数の企業の求人情報を1つのサイトで確認できる、条件を設定することで自分に合った求人を検索することができる、ということから始まり、現在では様々な種類がありますが、特筆すべき進化は「スカウト機能」ではないかと思います。自分のキャリアに関する情報を登録すると企業やエージェントからスカウトメールが届く、といったものです。
昔は企業の採用強化の手法としては、「業界紙・誌」「就職情報紙・誌」「転職サイト」での露出や「転職説明会イベント」への出展などでのアピールが多かったのですが、インターネットの発展と転職が当たり前の時代になったことで、待つのではなく、企業側から欲しい人材にアプローチしていくスタイル(スカウトメールを送るなど)に転換してきたのかな、と思います。
それだけ人材採用の競争が激化しているとも言えると思います。
また、転職エージェントに登録される方は、早期の転職を希望されている方が多く、転職サイトへの登録をされている方は、自身の市場価値を確認したい方や、現時点で転職を決めているわけではないが、良い話があれば聞きたい、といった方々が気軽に登録できるという部分も特徴かもしれません。
下記の記事でも書きましたが、エージェントと会うのはハードルが高いと感じる場合は、転職サイトに登録して、どのような企業が自分のキャリアに興味を持ってくれるか一度確認してみるのも良いかもしれません。
>> 転職をするべきか今の会社に残るべきか?迷ったら確かめてみるのがオススメです
【おすすめの転職サイト】
転職サイトは乱立しています。世代や対象を分けているサービスはわかりやすく良いですね。ぜひ登録しておきたい厳選したサービス(サイト)をシェアしてみたいと思います。
■ビズリーチ
TVCMで認知獲得に成功され、とてもメジャーなサービスになっていますね。採用担当者としてもかなりお世話になりました。
ハイキャリア層と謳われている通り、若手でもハイキャリアな方が多く、企業の今後を担っていく人材採用が実現できる、と採用企業も捉えていることが多いのではないでしょうか。そういう意味でも、高額のオファーを得やすいため、ビズリーチはぜひ登録をオススメします、登録審査があるようですので、そこはご留意をいただければと思います。
■キャリトレ
こちらもビズリーチ社の提供サービスです。対象としている世代が異なります。キャリトレは、20代をメインターゲットにしております。ビズリーチは20代の方も含まれますが、ハイキャリアの30、40、50代が多い印象です。イメージとしては、キャリトレで転職してキャリアを積み、キャリトレを卒業して、ビズリーチへ登録、というかんじかなと思います。
■doda
ビズリーチほどハイキャリアではなく、対象の幅がもう少し広い印象です。登録者数は多いです。ビズリーチとdodaどちらがマッチするか、受け取るスカウトメールの内容で検証してみても良いかと思います。年齢とともにキャリアが変わっていったときにどちらかの登録に絞るのも良いかと思います。
■Wantedly
ベンチャーの採用では非常に効果的な媒体と認識しています。採用担当者視点だと多少運用負荷が大きいサービスですが、スペシャルな人と出会える可能性があります。
TVCMのメッセージを見ると、上場したことも関連しているのか、今後は中小企業での活用を推進していきたいという印象を受けております。
転職候補者としては、かなりライトに話を聞くだけ、といったニュアンスでの面談が許されるサービスなので、ベンチャーに興味を持っている方は登録してみるのも良いと思います。最近はスカウト機能も充実してきているようなので、どんな会社からアプローチがあるか?を確認してみるのも良いかもしれません。
■Green
IT、WEB、クリエイター、エンジニア向けのサイトですね。こちらもベンチャー界隈では非常にメジャーなサービスです。企業側も制限はあるものの無料で使用できる成功報酬モデルなのでハードルが低く、利用企業数が多いのが特徴ですね。
■LiBzキャリア
女性のための転職サイトです。働き方の多少性をテーマにしているので、企業側もそこをよく理解した上で、利用しているケースが多いと思います。なかなか企業の社内規則をフレキシブルに変えることができないケースは多いので、時短勤務、時短正社員など明確に働き方の希望をすり合わせできるサービスなのではないかと個人的には思います。ご興味をお持ちいただいた方はぜひチェックしてみてください。
転職サイトの場合はキャリアについて相談ができる訳ではないため、キャリアのプロからの客観的な意見をもらい、今後のキャリアを考えたい、という方には下記の記事がおすすめです。