仕事術

PDCAの重要性、キャリアアップにはPDCAが欠かせない

様々な企業規模で、多様なメンバーと仕事をしてきたなかで、想像以上にPDCAを回すことの難しさを感じています。

最近はフレームワークが進化しているので、古典の部類に入るのかもしれないが、PDCAは基本動作だと思っています。

 

Plan(計画) →  Do(実行) →  Check(評価) →  Action(改善)

 

あくまで精度は置いておいたとして、

「計画」を立てることは大体の方ができるのではないでしょうか。

 

完璧でなければ

「実行」することも大体の方ができると思います。

 

ただ、実行したことを確認するとなると途端に

「評価」をしない方が結構出てくるイメージです。

 

評価をしないため、前例を踏まえた

「改善」になっているかわからないままに次の動きをとります。

 

上記はあえて極端なメンバーの例を思い出しながら書いていますので、いやいやそんな基本動作はできます。という方の方が多いとは思います。

ただ、PDCAを回すことは想像以上に緻密でタフである、ということは本気でPDCAを回そうと取り組んだ人は思われることではないでしょうか。それも複数を高速で回すとなると追いつかず、「評価」「改善」は疎かになり、次々計画したことを実行してやりっぱなしになるメンバーもいます。

学生時代の勉強と共通する部分もあり、ゴールから逆算した学習計画をひたむきに実行していくことで日々成長し、ゴールに到達します。それはとても地道な活動であり、忍耐強く、継続する力が求められるように思います。

 

キャリアプランについても以前の記事で書きましたが、成功しているビジネスパーソンは共通して、明確なゴール(目標)と到達するための経路、中間指標を「計画」しています。そして、計画に沿って「実行」し、常に最新の状態を「評価」して、都度「改善」しています。つまりキャリアに関してPDCAを回しています。

キャリアプランがなければ判断軸が不明確で、自分の人生をハンドルできず、他者からの導きに応じるだけにもなりかねません。

ゴール(目標)、到達するための経路、中間指標を想定していないと、このタイミングでその選択をするべきか?も根拠のない場当たり的な判断となり、主張せずに意思なく同じ部署で必要以上に長期間在籍したり、予期せぬ異動の打診があった場合も何の交渉や判断もしない、など機会損失に繋がる場合もありえます。もちろん、キャリアプランとして、なにがあっても現在の会社に退職の60歳まで残り、再雇用で65歳までグループ内で勤め上げるというキャリアプランであれば、最適な判断をしていることになります。

 

キャリアプランの中身は人それぞれですので、中身ではなく、キャリアプランを持つこと、キャリアのPDCAを回すことが大事だと思っています。もちろん、迷うことや変わることはいくらでもあると思います。僕も頻度高く変更している方です。

 

すでにご自身の明確なキャリアプランをお持ちの方も多いかと思いますが、もし、悩まれている方がいらっしゃれば、今までの業務の棚卸しと、キャリアプランの構築と苦しくならないできる範囲でのPDCAを回し始めてみることを強くオススメいたします!

 

PDCAを回す際に有効な書籍について下記の記事でご紹介していますので、ご興味ございましたらご覧いただけますと幸いです。

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